ヴォイスヒーリング
- aine
- Apr 3
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Updated: Apr 10
まず声はどっからどういう仕組みで出ているのか?というところから始まり、自分の声の特徴や癖、レンジ、前回のギグやら何やらの感想と一緒に、これからトレーニングすると良い練習方法など盛り沢山で大感謝のレッスンの後。
一瞬忘れていたけれど前日に滑り込みで申し込んだヴォイスヨガの説明会は、よく分からずにとりあえず申し込んだのでやっぱり説明的で眠くなってしまったけれど(笑)なんだか面白そうではあるなー。なんとなく。早起きして参加してみるのも面白いかもなーと思ったり。あたしは良くわからずとも放り込まれて実践から始めるのが好きです。何事も。
そんな1日の流れでふと先日、「フジオカさんの声ってよく通りますよね。いっつも良く聞こえる。」と言われたことを思い出した。
今日は「声が良いですよね。」ってレッスンでも言われたから浮かれ気分になっていたんだけど(笑)
でも、先日言われたこの発言は自分では少しビックリしたことだった。
いや、確かに。
居酒屋のような場所で働いたりする時には思いっきり張って「ぃらっしゃいませ!」て言うのも好きだし、得意だし。ちゃんと出来る。
対して、とっても素敵なレストランで大人びた調子で最上級の敬語で恭しく接客する時は落ち着いたトーンを使う。
100回も続けたオンラインインタビューシリーズとか、ラジオやテレビに出演する時は明るく元気に。何かを教える先生とかプレゼンテーションするという場面でもちゃんとハキハキと、聞こえるように話せる。
なんなら、小学生の時にはあたしのことをやたら色々と買ってくれていた担任の先生に指名されて、全校生徒の前で地声で平和集会の発表をしたこともある。
カラオケではジュディマリとかドリカムとか声を張り上げて喉を使いまくって歌うのも好きだ。
ふむ。
じゃあ、あたしの中にある「自分の声は通らないし、話しても聞こえないから誰もあたしの話を聞いてくれない」ていうこの思い込みは何だ???
ヴォイスヨガのシェアのパートでそんなことを思いつき、それって自分の中の精神的な状態に関係していたのかも、と思い当たった。
どこから来たのか分からないけど、この思い込みは、色んなコミュニティで過ごすうち、特にバークリーに入ってから、周りにキャラクターの濃い、でかくて良く通る声を持つ、我が強くって、知識も経験も豊富で話の面白い人達が沢山いたから育って来たのかも。
また鬼門だよ、バークリー。
自分は話すより、聞く方でいいや。
だって、自分の話より面白い人達が沢山いるもん。
そんな風に思い始めたのかも。
でも、本当はすんごく人に話を聞いてほしくって、自分のことを知ってほしくって、でも言えなくって、みたいに拗らせたループを作り上げちゃっている気がする。
本当は、心を許した人にはつまんない話を「聞いて聞いて!」って1から10まで永遠に説明し始める5歳児だよ、あたしは。
そんなことに気づいたら、ウィスパーな、こそこそふわふわした感じで歌う、今のヴォーカルスタイルも好きだけれど、それ以上にあたしは声のレパートリーを沢山持っているんだな、と気づく。歌のスタイルも、音楽のスタイルも、どんどん広がって変化しても良いのかも知れない。
こんな風に、あたしは自分のプロジェクトを通して、自らを知り、深めて、広げていくんだなーってまた感慨深くなった、そんな1日。

I had a vocal lesson and voice yoga orientation today.
The lesson started with learning the anatomy, how and where voice comes out, then understanding my voice, range, habits, some training to strengthen my voice, feedback of my gig, and more. It was so fun to learn something new and about myself from a different point of view.
Then the voice yoga orientation was very descriptive that I felt a bit sleepy, but what they do there was definitely interesting. Maybe I join the practice at 6 in the morning. Maybe...
When the instructor asked me about my memory about my voice, I couldn't come up with much but I remembered someone telling me that my voice is very clear and has good projection.
Hmm.
I found it surprising.
Though I know I can bring up voice sometimes.
I can also use my voice very calm, and politely. For interviews on Youtube, TV or radio shows, I can be energetic and bright.
I have been the speaker without microphone for the peace memorial ceremony in front of the whole school.
Yet I have this assumption that my voice is very weak that nobody hears me.
Where does this come from???
Then, maybe it's my Berklee era again.
Because I was surrounded by very strong characters with big voice, with so many interesting experiences, knowledges, skills and stories.
I started to feel like that I don't have to talk, or rather, it was better not to talk because it's so much better to just listen.
But inside me, there was always this 5 years old me trying to speak up, trying to catch attention and wanting to be heard. But I threw away my voice and I feel lost and lonely.
The little girl just wants to talk about everything. Every little thing.
Now accepting the girl, I realise that I have so many varieties of my voice, and I still like my vocal style with my music but I can use other styles as well. Because, I can.
Another day of realisation through my project.
Grateful.
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